時事その他についての考察

ロシアのウクライナ侵攻。メディアの報道はどこまで正確か?

大手メディアによるものは(事実起きたことは別にして)心情的にウクライナに寄っていることによる希望的観測や、視聴者におもねるためや、ショックを少なくするために、なるべくロシアが劣勢であるように報じたいという余計な力が入ってしまった不正確なものばかりだ。

ある程度現実が見えている筈の専門家たちもその意向に従ってテレビ向きの発言をしているように見える。

典型的なものにロシアの戦略に誤算が生まれているというものや、ロシア軍の士気は低いという報道がある。

それは本当かもしれないが、もしもそうであっても誇張されている恐れは高い。

大手メディアの報道のなかで予測と情勢判断において信頼性があるのは、ロシアが実際に侵攻もするだろうことも予測した、時々報じられるアメリカの情報機関(CIA?)によるものくらいだ。

重要度においてはまるで違うことだが、似たこととして、国際スポーツでの日本贔屓の報道がある。

どう見ても日本側が劣勢であるにも関わらず、互角であるとか、日本が優勢であるといった解説。

またはレース形式のもので、選手は現実を見て、無理にトップを狙うのではなく、いかに三位以内に入ることを考えていたり、一つでも順位をあげるための戦略を練っているように見えるのに、一位を目指す以外のことを選手が考えることなどあり得ないかのようなアナウンスをするアナウンサー。

そんなことを続けているようでは戦略的思考などはいつまで経っても育たない気もする。

しかし、そう悲観することもないのかもしれない。

私は詳しくないのだが、マンガやゲームでは現実を見た、戦略性に富んだ作品が沢山あるようだ。

だとすると、そういうものに慣れた、主に若い人たちは物事を戦略的に考えることは当たり前のことかもしれない。

そうであるならば、大手メディアの、現実離れした報道の姿勢は馬鹿馬鹿しく感じられるのではないだろうか。

それにも関わらず、大手メディアのやり方が変わらないのは、彼らは中年以降の年寄りを相手にしているからだろう。

苦労はしたかもしれないか、戦略性を磨くような努力などはしたことのない、世の大勢に従っていればそれなりの人生が送れた世代の人たち。そういう人たちを相手にしているのだろう。

若い人たちのテレビ離れが言われる。

その原因は、主にインターネットの充分など、他のメディアの出現が言われることが多い。

しかし実は彼らを離れさせているのは、侵攻テレビ局など発信している側なのではないだろうか。

そうして、その姿勢が変わらない限り、状況が好転することもないのだろう。

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