地球温暖化が喫緊の課題になっている。
一般的には、これはCO2の過剰が原因とされている。そして対策としてはCO2の排出を減らすことが重要だとされている。
過剰なCO2により地球が熱を大気圏外に放出する機能が低下しているのが温暖化(もう高熱化といっていい位だけど)の原因である、というのは正しいのかもしれない。
しかし、もっと根本的な原因があるだろう。
普通に考えて誰もが気付くことだとしか思えないのだけれど、本当の原因は我々が余りにも大量の熱を排出していることにある。
CO2云々というのは原因ではなくそれが解消されればいくらかは温暖化の進行をゆるやかにできるだろうという、いわば治療法の一つが提示されているに過ぎない。
仮にCO2が理想の量まで減ったとしても我々が今迄と同じく、熱を加速度的に放出することをやめない限り温暖化を止めることはできない。
では何故我々はそんなにも過剰な熱を生み出してしるのだろうか。それは現代社会を維持するには巨大なエネルギーが必要だからだ。
もしもこれを強制的に減らしたら多くの人の生命が失われることになる。生きていけなくなるのだ。
補足説明をする。江戸時代の日本の人口はおよそ三千万人だったという。これは、当時の日本の食料生産能力ではそこまでしか人を増やすことができなかったということだ。
現在の日本の人口は一億を超えている。自給率の問題があって少しややこしいが、これは科学技術の進歩により食料生産がそれだけ増えたから可能になったということだ。
科学技術は魔法ではない。元手がいる。それがエネルギーである。
温暖化を根本的に止めるためにはエネルギー使用を減らさなければならない。しかしそんなことをしたら現在の人口は維持できない。ならばヒトを減らせばいい。
長くなってしまった。タイトルにあげた陰謀論とは新型コロナウィルスは人工的に作られ、場合によってはわざと拡散された、というものである。また、その対策として開発されたワクチンは実は効果は薄く、その真の目的は接種者を亡き者にするためのものであった、というものだ。
世界を救うために大量殺戮が必要だと信じている人が存在することを否定することはできない。
そしてそれが実際に行われていないということを断言することは私にはできない。
※状況証拠として、初めに長々と書いたことが世間では全く言われていないということがある。こんな当たり前のことを誰もいわないのは、口止めされている可能性がある。だって温暖化の真の原因は過剰な人口にあると皆が認めたら、その後に大量死が起きればそれは意図的なものではないか、と推察されていまう可能性が高くなるから。