時事その他についての考察

ウクライナとロシアの戦争の影響で本当に怖いのは何か

考えられる恐怖のシナリオは戦争の長期化、泥沼化。ロシアの核攻撃。世界大戦への発展がある。

しかし、結局主導権はロシアが持っている。残余の世界ができることは限られている。

西側諸国ができる、やるかもしれないことで危険なのはそれらの国々に強気を売りにする指導者が出現することだ。

特にアメリカでバイデン氏に変わってトランプ型の大統領が生まれることは阻止されなければいけない。

確かにバイデン氏は頼りない感じがするし、外交における感覚には欠けているように見える。

しかし、少なくとも世界を破滅に導きかねない者よりは指導者に適している。

冷静で決断力のある指導者と、強気が売りの指導者は全く別のものだ。

威勢のいい指導者の大きな欠陥は、自ら選択肢を狭めていることだ。強気を売りにしている以上、支持率を維持するためには相手に譲歩することが難しい。結果として世界の運命が度胸試しレベルのことにゆだねられかねない。現在の戦争の趨勢に限らず、また、将来起こるであろう他の危機に際しても、日本を含めた西側諸国の国民には冷静な対応を望みたい。

《しかし、トランプ氏といい、バイデン氏といい、アメリカの大統領ともあろう者たちのレベルが低すぎはしないか。トランプ氏に関しては周知のことだろう。一方のバイデン氏にしても前述した外交センスの欠落もそうだが、やはり指導者としては年齢が行きすぎている感は否めない。日本も他人事ではないが、様々な国の指導者たちの能力が低すぎるように思えてならない。これはたまたまなどではなく、構造的な問題なのではないだろうか。単純に、その仕事の大きさ、責任の大きさに比べて報酬があまりにも低すぎるのだ》

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