時事その他についての考察

嫌いな言葉(ええ、どうせ、偏屈ですとも)

【「ですから」や「だから」ではなく、「なので」 】 ―私の知る限りでは、バンクーバーオリンピック前にスキーのモーグル選手だった上村愛子さんが初めてつかってました。 それ以来どんどん世間に侵食してきています。敬語を使いたくないけれども、あからさまに、いわいるタメ口だと反感を買うので、微妙なところで反抗しているのだろうと勝手に解釈しています。

【自分の考えをいうとき頭に「正直」とつけること】 ―緩衝材のつもりなのと、自分の言うことに自信もないのでしょう。いっていることを聞くと、自信のないのはもっともだと思います。

【語尾をあげる話し方】 ―これは皆さんいやだとおっしゃっています。特に男性が使うときは、自分の話はまだ終わっていないので邪魔するな、というサインのようです。

【感謝しかない】 ―本気でいっている人も多いのだろうけれども、今、一番といっていい位、陳腐な言葉です。

【て、いうか】 ―言われた瞬間に頭に血がのぼるのがわかります。これは、「て、いうか」という言葉そのものではなく、「て、いうか」の後が全然「て、いうか」ではないことが腹だたしいのです。殆どの場合は、(百パーセントかもしれません)こちらの言ったことを少し言い換えただけの台詞がそれに続きます。つまり、ただ会話の主導権をとりたいだけの台詞です。やはり、男性が使うことが多いようです。

【要は】 ―自分で要点のはっきりしない話をしているのに、あたかも自分の力で複雑な話をまとめているのだ、とでもいいたげな言い方が不愉快です。本当に複雑な話をまとめる人は、別の言い方(例えば「つまり」とか)をします。さっきの、て、いうか。もそうですが、そういう言葉をつかう人は同じ使い方をするようです。

【小声だったり、こもっていたり、言葉が聞き取りにくい人 】 ―こっちが集中して聞かなければならないので疲れます。昔、立川談志さんが落語の導入部でこれをやって、聞き手の集中を高めるという技をつかったことがあるそうです。プロの話し手が自分の責任において、自覚してやるのはいいのですが。

以上、はたして、どれだけの人が賛同してくれるでしょうか?実は、「なので」を、自分と同じ種類の人だと勝手に思っていた、作家の町田康さんと漫画家の西原理恵子さんが使っているのをたて続けに見たときに諦めなければいけないとさとってはいるのですが。

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