勿論、誰しも欠点を持っています。しかし、問題は欠点と思われる性質そのものにあるのではなくて、その欠点に気後れして、充分に生を楽しめなくなることにあります。
欠点は欠点だから欠点なのではなくて、私たちがそれを欠点だと決めてしまうときに欠点となるのです。
落ち着いて周りをみて頂きたいのですが、あなたが致命的と思ってしまっている同じ欠点を持っている人がいる筈です。そうして、そういう人の中に、その欠点をものともしていない人が必ずいる筈です。人の欠点なんて、大したことはないのです。それは、人の能力が大したことがないのと同じことです。欠点を自覚し、それに向き合って、手なずけることができれば、それを欠点だと決めつけて諦めていることが本当の欠点だということがわかると思います。
まあ、いうのは簡単だし、お前に言われたくはない、と言われそうですが。