時事その他についての考察

地球温暖化対策など、日本が後進国になってしまうのは

簡単に言うと、規則は勿論、世論も欧米主導で作られているから。

当然、それだけが理由ではない。欧米は世界の問題を自分のことと捉える傾向が強い。これは自分たちが世界をリードしてきた歴史と自負があるからだろう。

対して日本など欧米諸国は世界の出来事をどこか他人事と考える傾向がある。(中国はない少し例外。長年絶対的な地域大国として君臨し、かつ世界有数の強国でありつづけた歴史があるので世界をリードするのに躊躇がない)

温暖化対策など、欧米にしても10年、20年前は何もしてこなかったと言ってもいいだろう。しかし彼らは意識をある程度共有している。

意識、意見が違っても、その違いは、違いがあることは理解しているだろう。

日本はG7に入っていても、いつまで経っても本当の仲間には生っていない。これは必ずしも差別されているということではなく、歴史上中国、韓国の後を追いかけてきた弟分気質、手下気分が気後れに繋がっているのではないか。

仮に日本が先進的な意識を持ち、それをもとに欧米に先んじた提案をしたとしよう。

しかし、それが欧米に受け入れられ、欧米を巻き込んだ主張になるまでには、欧米の国がするよりも困難であろうし、日本にはその主張を貫く根気や戦術も欠けているだろう。 

第一次世界大戦が終わり、形の上では世界クラブの一員になって既に100年が経つ。 

おそらく少しは日本の世界意識は高まっているのだろう。

しかしまだまだ先は長い。

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