時事その他についての考察

自民党と旧統一教会の問題は感情ではなく論理で裁断せねば

《まずおことわりしなければならないが、こちらは法律などに関しては常識的な知識しかないのでそのつもりで読んで下さい》

《一連の問題の気持ち悪さは事が明らかになったのにもかかわらず、現実には大きな動きがないことにもある。今のところ誰も処罰を受けていなければやめてもいない。その原因も考えたい》

 

この問題に感情が絡みやすいのは、旧統一教会が韓国発祥のものだということがあるだろう。

もしも、これがアメリカやヨーロッパ発のものであったらここまで感情を巻き込んだ騒ぎにはなっていないだろう。

さて、政党が支持基盤を持つことは普通のことであり、政治献金も法の定めに従ったものであれば、当然問題はない。

自民党の政策が旧教会の主張に毒されているというのも、支持基盤というものは自分の主張を政治に反映させるために支持をするわけなので、それ自体は問題ない。

日本の金が韓国に流れているというのも、それは旧教会が独自の集金から得た金を流しているのだろうから自民党と直接関係あるわけではない。

今まで両者の繋がりが伏せられていたことについては、政党がその支持基盤を公表しなければならないということはないだろうから、これも問題ない。

(あるとしたら、献金の出どころは公にしなければねならないという決まりがあると思うが、自民党にそこに抜かりはないだろう。多分だが、ダミーの団体からのものとでもしていたのではないか、そしてそれはすれすれかもしれないが、法の範囲内なのではないか)

だから、自民党が断罪されなければならないとしたら、旧教会に法に反するところがあるのかということに尽きる。

そうして、現実に旧教会は活動をし続けているので、極めて怪しくはあるが、今のところ表面上は法で処罰できる対象ではないのだろう。(献金の返金などは民事訴訟だろう)

おそらく、福田某の何が問題なのかわからない発言は以上のことを踏まえて言ったことなのだろう。

では、我々は諦めるしかないのか。

本来は選挙で断罪できるはずだが、恐らく選挙では多少、票を落とすくらいだろう。

しかし当然方法はある。

まずは、現に今マスコミがやっている、スキャンダル戦法で辞任に追い込むという手段がある。

しかし、これで辞任した者たちはほとぼりが冷めた頃にまたぞろ復活するならいになっている。

ではどうすればいいのか。それは旧教会を摘発して、正式に反社会組織とすることだろう。

今まで摘発されていなかったというのはやらなかったと言うだけで、できないということではないだろうから。

そうした上で、反社会的組織と知った上で支持を受けていたことを証明して(ここが難しいところ)該当する者たちは失職させるべきなのだろう。

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