例によって、タイトルだけで話は終わっています。あとは、後ろ向きの人たちに対する、不問な反論です。
勿論、コロナの話です。コロナがどの程度我々の間に浸透しているのかを調べるために、日々ヒトに対する検査がなされています。
同時に、感染予防の観点から、大規模といっていいレベルの消毒が全世界的になされています。
その、取り組み、努力そのものは称賛されるべきです。
しかし、皆さん思っていてもあまり表立っては言われませんが、そのほとんどはウィルスの全く存在していないヒト、場所に対して行われていると思われます。
報道では、多くの人が触れるところ、それはドアの取っ手だとか何らかのスイッチの類いでありますが、そういったものはウィルスが付着している可能性が高いと言われています。
それは、その通りなのでしょう。しかし、それを実際に検証したという話は聞きません。
これだけ大きな問題で、その程度の検証をしていないというのは、おかしな話ではないでしょうか。
勿論、労力には限りがありますので、検査の場所、数は絞らなくてはいけないでしょう。
おそらくは今は、感染がおきてしまった施設では即座に消毒がされてしまってると思いますが、その前にその施設の様々な場所から検査できるサンプルを取り、本当は、どういう所が汚染されていて、その濃度の程度を測り、またどういう所は汚染されていないのかを検証するべきでしょう。もしかしたら以外な盲点があるかもしれません。
また、同じ観点から多くの人が利用する施設、駅やスーパーマーケット、コンビニなどもいくつかを選んで検査をするべきでしょう。
但し、検査をした具体的な施設やその結果をどの程度公表するべきなのかは慎重に考えなければいけませんが。
人間の集中力を含めて、あらゆる資源には限りがあります。それをどう配分するのかを決めるのは、すべての管理者の大切な職務であるはずです。