時事その他についての考察

新垣結衣さんの最大の武器は顔芸なのだ

こんなタイトルをつけると、全国3000万人のガッキー・ファンの激怒を買うかもしれませんが、今から口を極めて褒め称えるのでそんなに怖い顔をしないでください。

新垣結衣さんの魅力はまずは、悪意というものが全く感じられず、しかも凛としている顔つきにあると思います。勿論、顔立ちも綺麗でかわいらしいのですが、そういう人は芸能界にはたくさんいます。しかし、新垣さんほど、透明感という言葉が似合う人はいません。悪意を感じられないひとも居ないいことはないのですが、そのほとんどは精神的な弱さも同時に感じさせてしまいます。純粋さと強さを同時に感じさせるひとはなかなかいるものではありません。同じ特徴をもった女優さんとしては他に綾瀬はるかさんもおられますが、新垣さんと比べてしまうと、綾瀬さんでさえ、純粋度に欠ける感じさえおぼえてしまいます。(実際はどうか、というのは知りませんよ。そういう表現ができていることが重要なのです)

今いったことは、何でもないようなときの表情のことです。それだけでも充分、魅力なのですが、新垣さんの真骨頂は細かいちょっとした感情を表わすときの、余人には真似のできない微妙な表情です。これは嬉しいとか、悲しい、とか、名前のつけやすい感情を表すときのことをいっているのではありません。ほんの少し虚勢をはったり格好をつけたりするときの微妙な顔つきのことです。なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんが、わたしたちが、ガッキーかわいい!と思うときの表情のことです。例をあげるとすると、ちょうど、昨日みたばかりなので覚えているのですが、「逃げるは恥だか役に立つ」の一場面ですが、みくり、平匡両家の結婚の報告をかねた食事会のなかで、結婚式はしないことを二人で決めた、と宣言して、それぞれが二人を表すVサインをしている時の顔などです。どうもこういうことは訓練してできるものではないような気さえします。ご本人としては勉強をされて達した境地なのかもしれませんが、多分に天性のものが大きいのではないでしょうか。

新垣さんのことを演技派とする評価はあまり聞かれないと思いますが、ある特定の範囲の中ならば他の追随を許さないのですから、充分に名女優といわれる資格はあると思います。

あとは、つけ加えるならば、声、ですね。たぶん、科学的に分析すれば証明できるのではないか、と思うのですが、いわいる、癒される声です。

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