時事その他についての考察

「だろう運転」と「かもしれない運転」

自動車の免許をとられた方はご存知だと思いますが、教習所で、見通しが悪い交差点でも確認しないで通っても大丈夫「だろう」運転ではなくて、もしかしたら誰かが飛びだしてくる「かもしれない」運転をしなさい、と教わります。

まあ、先刻ご承知の方も多いでしょうが、これは運転に限らず、あらゆることに言えることです。

仕事でトラブルの多い人、というのは、大丈夫「だろう」仕事をしていることが多々あり、涼しい顔をして、てきぱきと仕事をこなしている人、いうのは、常に問題が起きる可能性を考えつつ、その可能性に気づいたらそれを未然に防ぎながら仕事をこなす、という、問題は常に起きる「かもしれない」仕事をしているので傍目には何事もなく、滞りもなく、仕事が進んでいるように見えるわけです。

「だろう」仕事をしている人は、トラブルが起きた時に、それはあらかじめ防げたトラブルであったことすら気がつかないので、一生、やり方を変えることがないのであります。

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