何の話かというと、選抜高等学校野球大会です。大会の中止が決まった時に、自分たちでやっちゃえばいいのに、と思ったのです。これは、公益財団法人日本高等学校野球連盟を非難しているわけではありません。彼らは彼らの立場でおそらく、最善と思った判断をしたのでしょう。(そう思いたいです)そうではないのですが、何も、公益財団法人日本高等学校野球連盟に全てを牛耳らすことはないのです。出場校は決まっているのですから自分たちでやっちゃえばいいのに、とまあ、思っていたわけです。
何を突拍子もないことを、と思われるかもしれませんが、やろうと思えばそれほど難しい話ではありません。各校で連絡を取り合って、例えばですが、近場の県同士でトーナメントを進めていけば良かったのです。場所なんて何処でもいいではありませんか。対戦校のどっちかのグラウンドであっても。
そうして今度は東北地方で勝ち上がった学校と、関東の勝ち上がりが対戦する、などと進めていって、決勝戦くらいはできれば甲子園球場を借りて。
この話のポイントは当事者である高校生たちが行動しないと実現しなかったことです。実際には周囲の大人の力は必要となるかもしれませんが、意志決定と当事者たちが結束するまでは自分たちでやらなければならないことでした。
皆さんがご指摘されるだろう通り、全くの余計なお世話であり、また、本人たちがそんな練習試合のようなことはやりたくない、というならば、そもそもやる意味もないことですが。
いずれにせよ、当時よりCOVID―19が広まってしまった現状では検討すら出来なくなってしまったことです。
ここで本当に申し上げたいことは、 公益財団法人・・(しつこいですね)高野連に言われたからといってそのまま従わなくたって構わないだろう、ということです。 本当はもっと言えば、学校や監督は立場や今後のこともあるので反対するでしょうが、彼らにだってそのま従うことも無い筈なのです。ああ、でも高校生にだって、個人の進路や万が一にも後輩に迷惑はかけられないなど、都合や立場があるでしょうから勝手なことは出来ないのかもしれませんが。