時事その他についての考察

危機的状況の時に他者を強く攻撃する人達は信用出来ません

・匿名なら勿論のこと、身分を明かしている人であっても、実務にたずさわっているわけではなく、メディアを使って意見を言っているだけの人達はわたしも含めて発言に対する責任をとるつもりはもともとありません。

・それならば、実際に問題に向き合っている人達に対する尊敬の心がなければいけません。

・いかにも自分が正しいかのように意見を言っている人達からはそのような気持ちが全く感じられません。

・批判がいけないと言っているわけでは勿論ありません。批判する者達にも相応の責任がある、と申しているわけです。

・それを自覚しているならば、少なくとも相手を面罵する言い方はしないだろうと申しているのです。

・現実は複雑かつ、錯綜しているので、何かを断言するのはとても難しい筈です。

・それでもなにかを断言しているのは物事のある一面だけを見て言っているからと考えられます。

・一つ例を挙げます。三月三十日現在、欧米に比べて貧困層を助ける為の具体策が中々決まらないことが批判されています。その主張は正しいのかもしれません。わたしにはわかりません。しかし、現在では欧米と日本では被害状況が逆転して、欧米が被害の中心となっていること、欧米でも全ての国が大きな現金給付を決めたわけではないだろうこと、大統領の権限と総理大臣の権限には差があること、例えばアメリカでは既に多くの失業者が生まれてしまっているが日本の企業風土ではまだそこまでにはなっていないことなどを無視した意見であることはわかります。(だからといって、その主張が間違っているとは言っていません。ただ、彼らの言うほどは正しさらしさは無い、と言っているのです)

・まだ、お金の為に言っているテレビの出演者の方が与しやすいのかもしれません。彼らはお金で動くわけですから。

・今回のことはまだわかりませんが、彼らは今までも同じように意見を言ってきたのだろうと考えられます。その意見は全て正しかったでしょうか。そうではないでしょう。

・では、いままで一度でも、「わたしは以前、これこれの主張をしたが、これは間違っていたので訂正し、陳謝したい」という投稿なりを見たことがありますか。わたしはありません。

・極近いところでは政府が各学校に休校を要請したとき批判した人達は今それに対して何と言っているでしょう。

あやまりもしなければ、訂正もしていません。知らぬ顔です。

・そうして、また別のことを言い立てているのです。

・わたしは別にいわいる反動でもなければ、自民党員でも何でもありません。ただ、戦っている人と批判だけしている人がいるならば、戦っている側に立ちたいと思っているだけです。

・ただねぇ、あの、和牛券を交付するという案がいまだに取下げられていないことなどに対してはネット批判の人達と同じ意見です。正に彼らの言っているようにフィリップ・K・デイックの描いた世界にいるかのようです。先程、NHKの番組でもそれに少し触れていたのですが、あのプロフェッショナルな守本奈美アナウンサーでさえ、少しコメントに困っているように見えました。

・話は少し変わります。わたしは自営みたようなことをしているのですが、たった今、ある有名フリー・ペーパーの会社から“コロナウィルスでお困りの企業様を応援するプランをご紹介する”云々の勧誘電話がありました。内容は聞かずに丁重にお断りしましたが、他人の危機を商機にしようとする。振込め詐欺とやっていることは同じです。

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