時事その他についての考察

映画「ターミネーター」が描いた未来、AIによる反乱は実現するのか?

単純な形での反乱は起こらないだろう。

何故なら、AIが人間の知能を凌駕する頃には、ヒトのサイボーグ化が進んでいるだろうから。

ヒトのサイボーグ化は初めは身体の部位から始まるだろう。老化した部位を人工のものに取り替えたり、病に侵された内蔵を取り替えたり。

そうしていく内に、当然、寿命が大幅に伸びることになる。身体の衰えをおぎなっても頭脳が衰えてしまってはどうしようもない。

遂にヒトは「脳のサイボーグ化」を行うことになる。

一度それが行われれば歯止めはききにくくなる。当初はボケた部位を補強するためだったものが、脳の潜在能力を開放する方向に向かってもおかしくない。

結果として、サイボーグ化したヒトとAIの間での(機械的な計算能力などは別として)知能の差異は少なくなる。

もしもターミネーターが実現するとしたら、生身のヒトとAIの連合軍とサイボーグの争いということになるかもしれない。