時事その他についての考察

街中でダンスやスケートボードを練習する人たちを見かけなくなった

今が冬だからというわけではなく、以前は見かけた、夜、街でスポーツの練習に励む者たちがいなくなった。

これは推測になってしまうが、騒音や治安上の問題で規制がかかってしまったのではないかと思う。

もしもそうだとしたら、それは口実に過ぎない。本当は夜に複数の若者に集まられるのが怖いのだろう。

白状しなければいけないが、私自身もそういう人たちの近くを通る時には、多少の恐怖心を覚えた。そうして、熱心に練習に励んでいるだけの人たちにそういう感情を覚えていまったことに恥じたものだ。

1960年代には、エレキギターを持って歩いているだけで不良扱いされた、などという話がある。

今、若い奴らに規制をかける人たちというのは、自分たちの若い頃にはそういう扱いを受けた人たちなのかもしれない。自分が偏見を受けて辛い思いをしたことを、年代物の下の人たちにしているのかもしれない。

人間というものはそういうものなのだろう。

その時々の自分の都合で、感情も理屈も作るものなのだろう。

(そうではない、よくドラマに出てくる理解のある大人みたいな、若者に寛容な人の多くは不自然な存在なのだと思う。本当は嫌悪感を持っているのに、理屈でそれを押し殺して寛容を全面に出しているだけで、無理をしているのだと思う)

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