これに対しては、頑張って持ちあげたり、重いものを先に取り出してからカートから籠を出すなど、銘々が苦労されている。店員さんが手伝うことも勿論ある。
これが改善の難しいことならば仕方がないとも思えるのだが、考えてみればそうでもなさそうなのだ。
例えば、問題はカートから籠を出すことなのだから、初めから出さないようにすればいい。どういうことかというと、籠を置くための台を無くしてして、その台のある空間にカートをそのまま入れてしまえばいい。
レジを通した後は店員さんが別の籠に入れるわけだけれども、それもカートに乗った状態の籠に入れてあげればいい。顧客はカートごと商品をもっていけばいいわけだ。
大きな問題は常にレジ周りに大量のカートを用意していなければならないことだろう。
しかし、全てのレジをそういう仕様にする必要はないのだ。一ヶ所か二ヶ所、そういうレジにしておいて、特定の顧客が利用できるようにすればいい。日曜日は大量買いする人が多いだろうから、仕様を変えられるようにできれば尚いい。
(在庫カート問題の解決法としては、顧客の持ってきたカートをそのまま使う方法もある。勘定の終わった商品の入った籠を置く小さな台を作っておいて、空になったカートに乗せ直せばいい)
要点は、そこに問題がある、ということを認識するということだ。
それができて、それを直さなければならないとなれば解決策などはいくらでも見つかるものだ。