時事その他についての考察

旧統一教会への解散命令請求

旧統一教会への解散命令請求がなされるという報道がされている。

テレビでは命令がでるとどうなるのか、また教会側はどのような対抗策をだしてくるのか、という話でもちきりだ。

勿論、そういう話も重要だし必要だろう。しかし、単純にぼくが変わっていて見当外れなのだろうか。誰も解散命令請求が決まるまでの経緯を気にもしていないようなのが不思議でならないのだが。

旧統一教会に関する問題が改めて明らかになった当時、解散させるべきなのではないか、宗教法人格を剥奪スべきなのではないか、という主張がよくなされていた。

それに対する動きが鈍く見えた政権に対する批判もあった。

今、それが現実の政策になったわけだが、これが対応として早いのか遅いのか妥当なところなのかはわからない。

しかし、ある宗教法人の法人格を剥奪するとか、解散命令請求をするなどというのは大変なことだ。簡単にできることではないし、してもいけない。

ぼくは自民党は政権から離れるべきだと思っているが、それでもそれをやるまでに至った政権与党や担当部所の人たちは称賛されるべきだと思う。

大概の人は上司にはおもねるし、部下がいい仕事をしたら褒めるだろう。

それは、関係性を円滑にし、仕事の質を良くするために必要なことだからだ。

実生活ではそうしているのに、政府や役人にはそうしないで、なおかつ仕事は全力で誠実にしてもらおうというのは図々しいのではないか。