皆、薄々気がついているのだと思う。
だって、おかしいもの。特に思春期以降だけれども、人生を楽しんでいる具合が男女の間で明らかに違う。
男性は大体において疲れているのに対して、女性は元気一杯だ。
中年以降、その差は更に大きくなる。男性は生活の疲れでほとんどエネルギーなどは残っていない。しかし女性は昨日生まれたのか、とでも言いたい位、エネルギーに溢れている。
これは、女性だけが何らかの快楽物質を持っているとしか思えない。
どうしてこうなっているのかはよくわからない。
女性は生理や出産という、苦痛を伴う現象が起きるので、それをカバーするためなのかもしれない。
そもそも、子供を産む、ということからして、性別の本流は女性なので、出来具合が全く違うのかもしれない。
その繊細さにおいて、男性がダンプカーだとしたら、女性はF1マシンなのかもしれない。
そもそもの性能、つくり、資源資力のかけ具合において、男性が軽自動車だとしたら、女性はBMWなのかもしれない。
しかし、僕は男だけれども、それについて苦情が言いたいわけでも、羨んでいるわけでもない。
大体において、人間というか、生物は環境になじむものなので、今更変えれくれるといっても尻込みしてしまう。
でも、映画やドラマにあるように、少しの間だったら、女性であることを経験してみたい気はする。
おそらく、それは衝撃的な体験になるだろう。