石破氏のしたことは間違っていたのかもしれない。
しかし、この問題が報じられた時初めに思いつくのは、これは自民党の中で、もしくは政治の世界の中では慣例になっていたのではないか？ということだ。
更に言えば、今、この問題がリークされ、注目され、糾弾されているのは、誰かの計画なのではないのか？という疑問もある。
そもそも、新人議員に商品券を配るというのは石破氏一人がやったことではない。
誰かにそのアイデアを話しただろうし、商品券を用意したのは石破氏ではないだろう。
これが世間で言われている位非常識なことであったら、誰かが止めるように進言していたのではないか（勿論、石破氏がそれをきかなかった、または人の意見などはきかない人だということを周りがわかっていて、誰も何も言わなかった、という可能性もある）
つまり、彼が誰かに嵌められた可能性すらある。
この問題に触れるのならば、この程度のことは想像し、それも含めて言及しなければならない。（野党の政治家は除く。彼らとしては与党の失態をつくのは仕事である）
しかし、評論家やコメンテーターと言われる種類の人は違う。
そうして、彼らがこの程度のことに気が付かないとは思えない。
わかっていてやっているということは、誠実さに欠けるということになる。
誠実でないということは信用できないということになる。
しかしながら、目に付く限り、意見を発信している人たちはそんな事は言わない。
他の事についてはこちらが納得できる事を言う人たちも言わない。
これはつまり、怖ろしい事に、信用できる人は一人としていない、という結論になってしまうのだ。