時事その他についての考察

まともな大人である条件

自らをまともな大人であると言うには、自分中心ではなく、相手に合わせることが自由にできなくてはいけない。

人によっては5歳でわかるそのことを知るのに60年近くかかった。

相手に合わせると言っても、自分の権限や利益を譲るということではない。

そういう、死活的なことはきっちり守りながら、会話の主導権に固執しない、世間話で主張が食い違った時に相手を立てるなど、周りが気持ちよく過ごせるように雰囲気を作れる人になれて始めて一人前と言えるということだ。

すなわち、ほとんどの人は半人前ということになるが、同時にそういうことをわかった上で世の中を見ることができると、以外な人が実は立派であったということが発見出来たりもする。