時事その他についての考察

岸田政権を批判する人たちはその問題が岸田首相個人のものなのか、自民党の問題なのかを精査しなければいけないのだが

おそらく、また一年毎に首相が変わる時代に戻るのだろう。

アラ探しばかりしているようでは誰のためにもならないのだが仕方がない。

岸田首相が責められている問題の多くは自民党が持つ問題であるように思う。

そうであれば、政権が交代しない限り問題は解決しない。

首相が変わっても、同じように批判され、同じように短期に政権を離れることになるのだろう。

問題は政権を任せられる政党が自民党しかないことだ。

兎に角、安全保障に関して非現実的な立憲民主党が変に力を持っている限りどうしようもない。

しかし、それも我々国民が自民党に対抗できる政党を育ててこなかったことに原因がある。

余りにも早く民主党を見限ったことが大きな転換点だったと思う。

あれは長い目で育てるべきだった。

それもそれ以前から続き、今でも起き続けている落ち度ばかり強調する姿勢が招いていることなのだろう。

これが、小選挙区を採用したことによる制度的なものなのか、日本の国民気質なのか、ここ何十年かに限った風潮なのか、諸外国はどうなのか(イタリアなんかは日本同様、頻繁に首相が変わっているようだが)よくわからない。